ハッピーエンドの選び方

ヴェネチア国際映画祭で観客賞に輝いたヒューマンドラマ。ある老人が、安楽死マシーンを発明したことから巻き起こる騒動を描く。

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解 説

ヴェネチア国際映画祭で観客賞を受賞したイスラエルのヒューマンドラマ。老人ホームで暮らす男が、自らスイッチを押すと苦しまずに最期を迎えられる装置を発明したことから騒動が巻き起こる。安楽死や延命治療といった重いテーマをユーモラスに描き上げたのは、イスラエル映画界の新鋭シャロン・マイモンとタル・グラニット。笑いと涙の後に、自分ならどんな人生のエンディングを選ぶのかを深く考えさせられる内容となっている。

あらすじ

エルサレムの老人ホームで暮らすヨヘスケルの趣味は、皆の生活を少しだけ楽にする物を発明すること。ある日、彼は延命治療に苦しむ親友マックスから頼まれて、セルフ安楽死マシーンを発明。ホームの仲間たちの協力で数々の困難を乗り越え、やがて自らの意思で安らかに旅立つマックスを見送った。だが秘密だったはずの発明の評判は瞬く間に広がり、ヨヘスケルの元には依頼が殺到。そんな中、彼の妻レバーナに認知症の兆候が現れる。

監 督

出 演

ジャンル ヒューマン / ドラマ
本編時間 [字]94分
制作 2014年 イスラエル=ドイツ
原題 THE FAREWELL PARTY
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