アラン・ドロンとロミー・シュナイダーが共演したラブロマンスで、アルトゥール・シュニッツラーの戯曲「恋愛三昧」の映画化。情緒あふれる１８世紀のウィーンを舞台に、若き将校と人妻、歌手を目指す美しい娘を巡る愛の行方が描かれる。本作の直後『太陽がいっぱい』でブレイクするドロンと、無垢で可憐なヒロインを演じた西ドイツのスター、シュナイダーはプライベートでも愛を深め、２人の婚約のきっかけとなった作品。

１９０６年。オーストリアの都ウィーンでは竜騎兵将校の若者たちが手軽な情事を楽しんでいた。若き少尉フリッツは男爵夫人であるレナと１年越しの仲だったが、すでにレナの存在は重荷だった。そんなある日、彼は酒場で出会った歌手志望の美しい娘クリスティーネと恋に落ちる。レナとの関係を清算しようとするフリッツだったが、レナが彼の家から出るところを男爵の弁護士に見られてしまう。妻の不貞を知った男爵は嫉妬にかられ…。

• PIERRE GASPARD HUITピエール・ガスパール・ユイ

• ALAIN DELON アラン・ドロン
• ROMY SCHNEIDER ロミー・シュナイダー
• JEAN-CLAUDE BRIALY ジャン＝クロード・ブリアリ
• MICHELINE PRESLE ミシュリーヌ・プレール
• FERNAND LEDOUX フェルナン・ルドウ