第二次大戦時、ナチス政権下で多くの犠牲者を生んだアウシュビッツ強制収容所の元所長ルドルフ・ヘスの自叙伝を映画化した、イスラエル製の人間ドラマ。ヒトラーに操られた彼が生み出した大量殺人方法によって、失われた尊い命は１００万人を超える。終戦後、ポーランドの刑務所に送られたヘスと彼を取り調べる若き尋問官とのやりとりを通じて、アウシュビッツでの衝撃的な真実と“悪魔”と呼ばれた男の姿が浮かび上がる。

１９４６年。アウシュビッツ強制収容所で最も長く所長を務めたルドルフ・ヘスは、ポーランドの刑務所で裁判を待っていた。そんな彼をアルバートという若き捜査官兼判事が取り調べることになる。２人の対話から明らかになるのは、収容所内の恐るべき実態。ヘスが持ち込んだツィクロンＢというシアン化合物系の殺虫剤によって、１０１万人もの大量殺人が実行されたのだ。死刑が執行される前のヘスの記憶を辿り、物語は進んでゆく…。

• PG12字幕版

• EREZ PERYエレズ・ペリー

• ROMANUS FUHRMANN ロマナス・フアマン
• MACIEJ MARCZEWSKI マチ・マルチェウスキ
• SHIRA DOTAN シラ・ドタン
• JACEK BRZOSTYNSKI ヤツェク・ブロゾスティンスキ