サウルの息子

アカデミー賞やカンヌ国際映画祭で絶賛されたホロコースト映画。強制収容所で屍体処理に従事する男が、少年の埋葬に奔走する。

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解 説

ユダヤ人の屍体処理に従事する“ゾンダーコマンド”の目を通して、強制収容所の恐るべき実態を暴いた衝撃のホロコースト映画。極限状態にありながらも人間の尊厳を失わない男の姿が世界中の人々の心を動かし、アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリなど数々の賞を受賞した。メガホンを取ったのは、ハンガリーの名匠タル・ベーラ監督作品で助監督を務め、本作で長編デビューを飾ったネメシュ・ラースロー。

あらすじ

1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。自らも収容されているハンガリー系ユダヤ人のサウルは、同じユダヤ人の屍体処理に従事する特殊部隊“ゾンダーコマンド”として働いていた。ある日、ガス室で作業を始めた彼は、生き残っていた少年を発見。少年はその場で殺されてしまうが、サウルは手厚く埋葬してやろうと収容所内を奔走する。同じ頃、ゾンダーコマンドたちの間では極秘裏に脱走計画が進行していた…。

★アカデミー外国語映画賞受賞、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 [字]109分
制作 2015年 ハンガリー
原題 SAUL FIA
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