手紙は憶えている

名匠アトム・エゴヤン監督が手掛けたサスペンス。70年前、ナチスに家族を殺された認知症老人の復讐の旅を描く。

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解 説

『スウィート ヒアアフター』で数々の映画賞を受賞したカナダの名匠アトム・エゴヤンが監督を務め、オスカー俳優クリストファー・プラマーを主演に迎えたサスペンス。主人公は認知症の瀬戸際で、記憶が消えたり戻ったりを繰り返す90歳の老人。新人脚本家のベンジャミン・オーガストが、“記憶"をモチーフに、これまでにないホロコーストの物語を作り上げ、その独創性はヴェネチア国際映画祭ほか多くの映画祭で絶賛された。

あらすじ

最愛の妻の死さえ覚えていられない程、物忘れが進んだ90歳のゼヴ。ある日、彼が共に第二次大戦中のアウシュヴィッツ収容所から生き延びた友人マックスから、1通の手紙を託される。彼らは大切な家族を看守だったナチス兵士に殺されていたが、手紙によるとその兵士が身分を偽り現在も生きているという。体が不自由なマックスに代わって単身で復讐を決意したゼヴは、託された手紙とかすかな記憶を頼りに旅に出る…。

  • PG12字幕版

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]97分
制作 2015年 カナダ=ドイツ
原題 REMEMBER
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