「このミステリーがすごい！」第1位に輝いたサラ・ウォーターズの小説「荊の城」を『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督が映画化した官能ミステリー。ヴィクトリア朝から日本統治時代の朝鮮に舞台を移し、孤独な令嬢の愛と金をめぐる騙し合いを、登場人物の視点を変えながら多層的に構築。さらには、彼女にまつわる淫靡で背徳的な世界を圧倒的映像美で描いて、カンヌ国際映画祭で芸術貢献賞に輝いた。

華族の侍女として雇われた珠子が豪邸にやって来る。彼女は、令嬢・秀子の財産を狙って“伯爵”を名乗り、結婚を目論む詐欺師を手引きするために送り込まれた悪党グループの一味だった。しかし、蔵書に囲まれ孤独に暮らす秀子に仕えるうち、珠子は彼女に魅せられてゆく。伯爵を騙り接近する詐欺師、献身的に尽くす珠子、そして人形のように美しい秀子。それぞれの愛と欲が入り乱れ、予想もつかない騙し合いが始まる…。

★カンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞。

劇場公開版（Ｒ18＋指定）を再編集した「Ｒ15＋指定版」。

• R15+字幕版

• PARK CHAN-WOOKパク・チャヌク

• KIM MIN-HEE キム・ミニ
• KIM TAE-RI キム・テリ
• HA JUNG-WOO ハ・ジョンウ
• CHO JIN-WOONG チョ・ジヌン
• KIM HYE-SUK キム・ヘスク