美女と野獣(1946)

芸術家のジャン・コクトーが監督したファンタジーロマンスの名作。純粋な心を持つ野獣と美女ベルが心を通わせてゆく姿を描く。

美女と野獣(1946) 場面写真

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解 説

詩人・劇作家としても知られる芸術家のジャン・コクトーが、ルプランス・ボーモン夫人の童話を映画化。ジャン・マレーが主演した幻想ファンタジーロマンスの名作。壁から伸びた手がランプで室内を照らす演出、銅像の目が動き城内を監視する仕掛けなど、CGのない時代ならではの魔術描写が印象的。後に『ローマの休日』や『ベルリン・天使の詩』の撮影を手がける名撮影監督アンリ・アルカンによる幻想的な映像美も見どころ。

あらすじ

2人の姉に虐げられて暮らす美しい娘ベル。3姉妹の父親は事業に失敗し、森の中にある不思議な古城に迷い込んでしまう。城に咲き誇るバラを見つけた父親は、ベルに土産として頼まれた一輪のバラのことを思い出し、花を手折ってしまう。すると野獣が現れ、バラを手折った代償として自分の命か娘の1人を差し出すよう命令する。父の命を救うため、ベルは自ら野獣の城へと赴くものの、恐ろしい姿をした野獣に怯えてしまう…。

★カンヌ国際映画祭音楽賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ファンタジー / ラブロマンス
本編時間 [字]97分
制作 1946年 フランス
原題 LA BELLE ET LA BETE(1946)
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