女王蜂(1978)

伊豆の旧家の跡取り娘に近づく男が次々と殺される事件を軸に、複雑な人間模様が展開される名探偵・金田一耕助シリーズ第4弾。

女王蜂(1978) 場面写真

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解 説

市川崑監督による名探偵・金田一耕助シリーズの第4弾。昭和を代表する俳優、佐多啓二の遺児・中井貴恵をヒロイン役に起用したことに加え、前3作に出演した高峰三枝子、岸恵子、司葉子の3女優の競演、原作では東京だった舞台を映画版では京都に移した設定など、華やかな趣向が凝らされているのも特徴。血と因襲で彩られた横溝正史の世界に、市川映画独特の色鮮やかな映像美を尽くしシリーズ屈指の異色作となっている。

あらすじ

伊豆の旧家、大道寺家の跡取り娘・智子の求婚者の1人が、大時計の歯車に体を引き裂かれ凄惨な死を遂げる。この事件の捜査に乗り出した金田一耕助は、智子の出生に謎を解くヒントが隠されていることに気づく。実は智子は、父親であり大道寺家の当主・銀造と血のつながりはなく、銀造の亡き親友が実父であった。すでに他界した母と共に長年伊豆で暮らしていた智子は、19歳になった今年、義父・銀造のいる京都へ引き取られるが…。

監 督

出 演

ジャンル ミステリー / サスペンス
本編時間 [字]142分
制作 1978年 日本
原題 女王蜂
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