ベルリン国際映画祭最優秀監督賞（銀熊賞）受賞。ポーランドのアカデミー賞と言われるイーグル賞で主要4部門に輝き、世界の映画祭で話題を呼んだ人間ドラマ。最愛の人の死によって感情を失った父親と摂食障害になった娘、そして心に空洞を抱えたセラピストが織り成す“心と身体の関係性”が繊細に、時にユーモアを交えて描かれる。意外な展開を見せる愛と再生の物語は、観る者に「大切な人は身近にいる」と気付かせてくれるはず。

病で母親を失い、2人で暮らす娘オルガと父ヤヌシュ。母親の死後、心を閉ざしたオルガは摂食障害に、検察官であるヤヌシュも喪失感を抱えたままで、事件現場で死体を目にしても何も感じなくなってしまう。ヤヌシュは娘にどう接していいか分からず、2人の間の溝は深まるばかり。日に日に痩せ細るオルガの様子を見かねたヤヌシュは、彼女を病院の精神科に連れて行くが、担当セラピストのアンナは思いがけない方法でリハビリを行う。

★ベルリン国際映画祭銀熊賞（監督賞）受賞。

• MALGORZATA SZUMOWSKAマウゴシュカ・シュモフスカ

• JANUSZ GAJOS ヤヌシュ・ガヨス
• JUSTYNA SUWALA ユスティナ・スワラ
• MAJA OSTASZEWSKA マヤ・オスタシェフスカ
• EWA DALKOWSKA エヴァ・ダウコフスカ
• ADAM WORONOWICZ アダム・ヴォロノヴィチ