アルフレッド・ヒッチコックの監督作『レベッカ』や『鳥』の原作者であるダフネ・デュ・モーリアの小説を映画化した恋愛サスペンス。アカデミー賞女優のレイチェル・ワイズが、夫を亡くした美しき女性を演じる。１９世紀イギリスの地方貴族の文化を再現し、愛の行方と遺産相続争いが交錯。育ての親である従兄弟の仇と疑う女性に翻弄されてしまう青年の姿が描かれる。監督は『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッチェル。

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幼い頃に両親を亡くし、年の離れた従兄弟のアンブローズに引き取られたフィリップ。誕生日を目前にしたある日、イタリアへ短期滞在していたアンブローズから便りが届く。それは、現地で出会った妻のレイチェルに命を狙われているという内容だった。親・兄弟のように慕っていた彼を救おうとするフィリップだったが、間もなくアンブローズは病死。妻のレイチェルが彼を殺したと考えるフィリップは、彼女と対面するが…。

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