ウディ・アレンによる大ヒットブロードウェイ舞台劇を、『愛と喝采の日々』のハーバート・ロス監督が映画化したロマンティックコメディ。アレン自身が主演と脚本を務め、のちに彼のミューズとなるダイアン・キートンと初共演。初々しい２人のコンビネーションも見どころ。ストーリーはハンフリー・ボガート主演の映画『カサブランカ』のパロディとなっており、ボギーに憧れ、男らしくなろうとする男の奮闘が描かれる。

ハンフリー・ボガートにとりつかれている映画評論家のアラン。この日も映画館で名作『カサブランカ』を心ゆくまで楽しみ、客席で一人夢想にふけっていたが、そんな彼に愛想を尽かせた妻は出て行ってしまう。見かねた友人のディックと妻リンダが女の子を紹介してくれるが、不器用すぎて進展なし。やがてリンダはアランを慰めるうちに、胸の高まりを覚えるようになっていく。一方、アランの前にはボガートの幻が現れるようになる…。

• HERBERT ROSSハーバート・ロス

• WOODY ALLEN ウディ・アレン
• DIANE KEATON ダイアン・キートン
• TONY ROBERTS トニー・ロバーツ
• JERRY LACY ジェリー・レイシー
• SUSAN ANSPACH スーザン・アンスパッチ