パリはわれらのもの

名匠ジャック・リヴェットによる幻の長編映画デビュー作。パリで小劇団に参加した女学生の周囲で起こる不可解な出来事を描く。

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解 説

日本では2016年に初公開された、名匠ジャック・リヴェットによる幻の長編監督デビュー作。パリにやってきた女学生が小劇団に参加したことで、不可解な出来事に翻弄される姿を描く。クロード・シャブロルが製作を務め、フランソワ・トリュフォーが資金提供、さらにはジャン=リュック・ゴダールやジャック・ドゥミが出演するなど、ヌーヴェルヴァーグの才能が結集した意欲作。製作は困難を極め、完成まで2年を要している。

あらすじ

パリにやってきた女学生のアンヌ・グーピルは、シェイクスピアの戯曲を上演しようとする野心的な小劇団に参加する。やがて彼女は、資金の乏しい劇団や、劇団に参加する若いボヘミアンたちの背後に見え隠れする“謎の集団”の存在を感じはじめる。演出家のジェラールが上演に奔走する一方で、アンヌの周囲でも不可解な出来事が次々と発生。“謎の集団”が本当に存在するのか否かも判らぬまま、アンヌは陰謀に巻き込まれてゆく。

監 督

出 演

ジャンル ミステリー / ドラマ
本編時間 [字]143分
制作 1961年 フランス
原題 PARIS NOUS APPARTIENT
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