クーリンチェ少年殺人事件
1960年代初頭の台湾で起きた実在の事件に基づく青春叙事詩。夜間中学に通う少年が1人の少女と出会い、やがて悲劇が起こる。
放送日時
解 説
1960年代初頭の台北で実際に起こった事件を基にした青春叙事詩。14歳の少年が同い年の少女を殺害するに至る過程を、当時の台湾の社会情勢を交えて瑞々しいタッチでフィルムに焼き付けた。本作でエドワード・ヤン監督に見出されたチャン・チェンは、主人公の少年を繊細に演じて注目を集め、後に『レッドクリフ』2部作などで活躍するスターに成長。世界中で絶賛され、日本初上映から25年の時を経て再公開された伝説の傑作。
あらすじ
1960年代初頭の台湾。夜間中学に通うスーは小公園というグループに所属し、敵対するグループと小競り合いを繰り返しながら仲間と日々を過ごしていた。そんなある日、スーはミンという少女と出会う。彼女は小公園のボス、ハニーの恋人だったが、ハニーは敵対グループのボスとミンを巡って争った挙句、相手を殺して逃亡していた。次第にミンへの仄かな恋心を抱き始めるスー。やがて、姿を消していたハニーが戻ってくるのだが…。
- 字幕版
監 督
- EDWARD YANGエドワード・ヤン
出 演
ジャンル | ドラマ / 青春 |
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本編時間 | [字]238分 |
制作 | 1991年 台湾 |
原題 | クー嶺街少年殺人事件 |