『僕のワンダフル・ライフ』や『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督が、スウェーデン時代に製作した出世作。病気の母親を持つ少年が、愛犬の存在を心の支えに悲劇的な運命や、自身の思春期の変化に戸惑いながらも、前向きに生きようとする姿が感動的に描かれる。やんちゃな主人公をはじめ、子役たちの生き生きとした演技を監督が巧みに引き出している。ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞に輝いた。

ソ連が人類初の人工衛星打ち上げを成功させた“スプートニク・ショック”に揺れる１９５０年代のスウェーデン。１２歳の少年イングマルは、病気がちな母と大好きな飼い犬シッカンと暮らしていた。辛いことも笑ってやり過ごす性格の彼だったが、母の病状が悪化したことから、田舎の叔父の家に預けられることになる。残してきた母や愛犬を心配する一方で、新生活に馴染み始めるイングマル。そんなある日、男勝りな少女サガと出会う。

• PG12字幕版

• LASSE HALLSTROMラッセ・ハルストレム

• ANTON GLANZELIUS アントン・グランセリウス
• MANFRED SERNER マンフレド・セルナル
• ANKI LIDEN アンキ・リデン
• TOMAS VON BROMSSEN トーマス・フォン・ブレムセン
• MELINDA KINNAMAN メリンダ・キンナマン