『望郷』の名匠ジュリアン・デュヴィヴィエが監督したサスペンス。第二次世界大戦中にレジスタンスとして活動した仲間たちが再会するも、裏切り者の存在を疑いはじめる姿を描く。主演は『奥様ご用心』でもデュヴィヴィエと組んでいたフランスの名女優ダニエル・ダリュー。共演はリノ・ヴァンチュラ。原作者のジャック・ロベールが脚本も手がける。邸宅という限定空間で展開される会話劇によって、意外な人間関係が暴かれてゆく。

第二次世界大戦が終結して１５年が経過したある日、レジスタント活動に関わっていたピカールとマリーは、自身の邸宅にかつての仲間を晩餐会に招待する形で呼び寄せた。再会を喜ぶのも束の間、彼らが集められたのには理由があった。戦争終結の直前に抵抗運動のリーダーが銃殺されていたが、それは密告者の裏切りによるものだったのだ。裏切り者が誰であるかを究明するため、同志たちは集められたが…。

• JULIEN DUVIVIERジュリアン・デュヴィヴィエ

• DANIELLE DARRIEUX ダニエル・ダリュー
• BERNARD BLIER ベルナール・ブリエ
• SERGE REGGIANI セルジュ・レジアニ
• PAUL FRANKEUR ポール・フランクール
• LINO VENTURA リノ・ヴァンチュラ