黒部の太陽
三船敏郎と石原裕次郎がW主演した大作ドラマ。「世紀の難工事」と言われた黒部ダム建設に、命懸けで臨んだ男たちの姿を描く。
放送日時
解 説
日本を代表する2大映画スター三船敏郎と石原裕次郎がW主演した大作ドラマ。昭和30年代当時には不可能と言われた黒部ダム建設に尽力した人々の姿を、社会派の名匠・熊井啓監督が描く。トンネル内の洪水シーンをはじめ、工事場面には本物の機材を使用。莫大な時間と労力、そして製作費を投入した石原裕次郎の情熱によって実現した夢のプロジェクトだった。2人の精神的な父子関係という人間ドラマが展開されている点も魅力。
あらすじ
黒部川上流に第四発電所を建設するため、関西電力は社運を懸けてダム建設に着手。設計技師の岩岡は、トンネルを掘るためにすべてを顧みない父親を憎んでいたが、その父に代わってトンネル掘りの指揮をとることに。現場責任者の北川の熱意に共鳴し、工事は着々と進むものの、事故とそれによる犠牲者も増えてゆく。それでも莫大な資金の投入と、現場の者たちの技術と努力を注いで難所を突破、ダム完成を目指して邁進する。
監 督
- KEI KUMAI熊井啓
出 演
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]198分 |
制作 | 1968年 日本 |
原題 |