わらの犬(1971)

サム・ペキンパー監督が初めて現代を舞台に手掛けたバイオレンス。周囲の嫌がらせに耐えかねた男が、内なる暴力に目覚めてゆく。

わらの犬(1971) 場面写真

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解 説

『ワイルドバンチ』など、独自の美学に彩られたバイオレンス描写で数々の作品を送り出してきたサム・ペキンパー監督にとって初の現代劇。内なる暴力性に目覚めてゆく男の姿を、過激な暴力描写を交えて描く。知的で穏やかな主人公が周囲の様々な仕打ちに耐えかねて変貌する姿を、ダスティン・ホフマンが見事に演じ切った。クライマックスの壮絶なバイオレンスシーンは語り草だが、それを引き立てる前半の緻密かつ執拗な描写も必見。

あらすじ

スコットランドの片田舎で研究中の、若き数学者デビッド。彼は暴力の横行するアメリカを捨て、妻エミーの故郷であるこの地に移ってきた。しかし、ここもまた彼の安住の地ではなかった。レイプ容疑者を家にかくまったことが原因で牙をむく村人たちに対して、デビッドは次第に理性を失ってしまう。そしてデビッドは暴徒と化した村人たちと壮絶な戦いを始める…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]120分
制作 1971年 アメリカ
原題 STRAW DOGS(1971)
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