去り行く男
グレン・フォード主演の異色西部劇。流れ者の男がある牧場に現れたことをきっかけに巻き起こる嫉妬と憎しみ、暴力の連鎖を描く。
放送日時
解 説
ポール・I・ウェルマンの原作小説を映画化したウエスタン。『決断の3時10分』の名優グレン・フォードが牧場にやってきた流浪の男を演じ、彼と対立する牧童や気立てのいい牧場主、その妻らを巻き込んだ嫉妬と憎しみの末に起きる事件を描く。西部劇を数多く手掛けたデルマー・デイヴィス監督が脚本も兼任しており、主人公が放浪生活を送ることになった過去など、繊細な人物描写を織り込んだ人間ドラマとしても見応え十分。
あらすじ
旅の道中で行き倒れ、牧場主シェップに救われた流れ者の男ジューブル。助けてもらったお礼に牧場で働き始めた彼は、その腕を見込まれカウボーイのリーダーになる。だが、シェップの妻メイが彼に迫ったことから、牧場の番頭的存在でメイの愛人ピンキーは敵対心を募らせる。ある夜、牧場のみんなの野営地にやってきたメイをジューブルが自宅まで送り届けるが、ピンキーは2人が浮気しているとシェップに思い込ませてしまう…。
監 督
- DELMER DAVESデルマー・デイヴィス
出 演
- GLENN FORD グレン・フォード
- ERNEST BORGNINE アーネスト・ボーグナイン
- ROD STEIGER ロッド・スタイガー
- VALELIA FRENCH ヴァレリイ・フレンチ
- FELICIA FARR フェリシア・ファー
ジャンル | 西部劇 / ドラマ |
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本編時間 | [字]103分 |
制作 | 1956年 アメリカ |
原題 | JUBAL |