存在のない子供たち
カンヌ国際映画祭審査員賞に輝く衝撃の社会派ドラマ。過酷な環境で育った12歳の少年を通して、彼が両親を告訴した真意を描く。
放送日時
解 説
カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ、世界中で高い評価を受けたレバノンの女性監督ナディーン・ラバキーによる衝撃の社会派ドラマ。スラム育ちの少年が両親を裁判に訴える姿を通して、貧困層を取り巻く過酷な環境や社会の理不尽さが明らかになる。撮影前に3年もの準備期間を設け、ほぼ全員のキャストが役柄と似た境遇を持つ素人が起用された。ドキュメンタリーのようなリアルな感覚と物語の強さが、観客の心を揺さぶってゆく。
あらすじ
レバノンのベイルート。社会が注目する中、スラム育ちの少年が両親を訴える前代未聞の裁判が始まる。彼の名はゼイン。両親が出生届を出さなかったため、正確な年齢は不明だが、12歳くらい。現在は傷害事件を起こして少年院に収監中だった。裁判長から両親の罪を尋ねられたゼインは「僕を生んだ罪」と答える。ゼインが両親を訴えた理由とは。その壮絶な日々が明らかになる…。
- 字幕版
監 督
- NADINE LABAKIナディーン・ラバキー
出 演
- ZAIN Al RAFEEA ゼイン・アル=ラフィーア
- YORDANOS SHIFERAW ヨルダノス・シフェラウ
- BOLUWATIFE TREASURE BANKOLE ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
- KAWSAR Al HADDAD カウサル・アル=ハッダード
- FADI KAMEL YOUSEF ファーディー・カーメル・ユーセフ
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]128分 |
制作 | 2018年 レバノン=フランス |
原題 | CAPHARNAUM |