実在のガンマンとしてアメリカ史上に名高いバッファロー・ビルをポール・ニューマンが演じた異色の西部劇。群像劇に定評のある名匠ロバート・アルトマン監督のもと、バート・ランカスター、ハーヴィ・カイテルらが共演。西部開拓時代終焉後、“ワイルド・ウエスト・ショー”一座を率いる興行師として活躍した彼の後半生をシニカルなタッチで綴る。アメリカ建国２００年に合わせて公開され、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した。

西部開拓時代終焉後の１８８５年。“ワイルド・ウエスト・ショー”を率いる興行師として活躍するようになったバッファロー・ビル。だがその人気とは裏腹に、彼にはいくつもの悩みがあった。自分を売り出してくれた作家のネッドが居候化して「自分がビルをスターにした」と吹聴しているかと思えば、新加入したスー族の首長ブルも厚かましい。その上、彼自身も離婚問題を抱える始末。そんな中、新しいショーの開幕を迎えるのだが…。

★ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。

• ROBERT ALTMANロバート・アルトマン

• PAUL NEWMAN ポール・ニューマン
• JOEL GREY ジョエル・グレイ
• GERALDINE CHAPLIN ジェラルディン・チャップリン
• BURT LANCASTER バート・ランカスター
• HARVEY KEITEL ハーヴィ・カイテル