ポルトガル、夏の終わり

イザベル・ユペール主演の人間ドラマ。死期を悟った大女優が、自らの家族や友人たちをポルトガルの避暑地へ招きひと夏を過ごす。

ポルトガル、夏の終わり 場面写真

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解 説

『人生は小説よりも奇なり』のアイラ・サックス監督が、イザベル・ユペールからのオファーを受けて彼女のために脚本を執筆した人間ドラマ。ユペール自身を彷彿とさせる主人公を中心に、彼女を取り巻く様々な人物の人生を早朝から夕刻までの一日の物語に凝縮させている。舞台となるポルトガルの世界遺産の町シントラの、風光明媚な美しさが見事。幻想的な森、広大な海、歴史を感じさせる街並みなどが作品世界に情緒を添えている。

あらすじ

ヨーロッパを代表する女優フランキーは、ポルトガルの避暑地シントラに家族や友人を呼び寄せる。夫、かつての夫、息子、義理の娘の家族、そして最も信頼する年下の友人アイリーン。フランキーは、息子ポールとアイリーンが結ばれることを望んでいた。実は彼女は癌を患っており、人生最後の夏を愛する人々と過ごすために旅行を計画したのだ。集った人々は同じ時を過ごし対話をする中で、少なからず心の変化を感じるのだった…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]102分
制作 2019年 フランス=ポルトガル
原題 FRANKIE
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