『８人の女たち』のフランソワ・オゾン監督がフランス中を震撼させた“プレナ神父事件”を描く社会派実話ドラマ。主演は『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー。長年、少年への性的虐待を繰り返してきた神父に対し、大人になった被害者たちが勇気を出して告発するまでの葛藤をリアルに描く。事件は２０２０年に判決が下ったが、係争中に映画化されたことも話題に。ベルリン国際映画祭では銀熊賞（審査員グランプリ）に輝いた。

妻子と共にリヨンで暮らすアレクサンドルは、幼少期の自分に性的虐待を行ったプレナ神父が、今も子供たちに聖書を教えていることを知る。家族を守るため、過去の事件の告発を決意するアレクサンドル。やがて、最初は関わりを拒んでいたフランソワや長年、１人で心の傷を抱えてきたエマニュエルら、同じ被害に遭った男性たちの輪が徐々に広がってゆく。しかし、教会側はプレナ神父の罪を認めつつも巧みに責任を逃れようとしていた。

★ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。

• FRANCOIS OZONフランソワ・オゾン

• MELVIL POUPAUD メルヴィル・プポー
• DENIS MENOCHET デニス・メノシェ
• SWANN ARLAUD スワン・アルロー
• JOSIANE BALASKO ジョジアーヌ・バラスコ
• HELENE VINCENT エレーヌ・ヴァンサン