ペイン・アンド・グローリー

ペドロ・アルモドバル監督の自伝的人間ドラマ。引退同然の日々を過ごす映画監督が、自身の人生を見つめ直してゆく。

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解 説

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、自伝的要素を交えて描いた人間ドラマ。主人公の映画監督を、アルモドバルと長年に渡ってタッグを組んできたアントニオ・バンデラスが繊細に演じる。カンヌ国際映画祭男優賞を受賞したほか、アカデミー賞でも主演男優賞や国際長編映画賞の候補になるなど、世界の映画賞で高い評価を得た。家族を明るく支える母親を演じたのは、アルモドバル作品のミューズであるペネロペ・クルス。

あらすじ

脊椎の痛みが原因で創作意欲が枯れ、生き甲斐を失った世界的映画監督サルバドールは、引退同然の日々を過ごす中で自身の記憶を辿ってゆく。子ども時代、母親と移り住んだバレンシアの村での出来事や、マドリッドでの恋と破局。その痛みは、彼の中に今も消えることなく残っていた。そこへ、32年前の撮影以来、封印されていた作品の上映依頼が届く。この思わぬ再会が、心を閉ざしていたサルバドールに、生きる力を蘇らせてゆく。

★カンヌ国際映画祭主演男優賞(アントニオ・バンデラス)受賞。

  • R15+字幕版

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]115分
制作 2019年 スペイン
原題 DOLOR Y GLORIA
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