運命の門

1970年代カンボジアで、革命勢力“クメール・ルージュ”に拉致されたフランス人男性の目を通し当時の状況を綴る実録ドラマ。

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解 説

共産主義勢力“クメール・ルージュ”が猛威をふるった70年代カンボジアを背景に、実在の拉致され極限状態に陥ったフランス人男性を描いた本作。『黒いスーツを着た男』のラファエル・ペルソナスが極限状況の中で人間性を失わず、冷静かつ粘り強く行動する主人公を熱演。アカデミー外国語映画賞に輝いた『インドシナ』のレジス・ヴァルニエ監督が再び同地を舞台に、主義や思想の異なる人物たちの間に生まれる葛藤をあぶり出す。

あらすじ

フランスから独立して間もない1971年カンボジア。アンコールワットの遺跡調査を行うフランス人学者のビゾは、現地の女性ネヤンと結婚して幼い娘ももうける。しかし革命勢力“クメール・ルージュ”から西側のスパイとして逮捕され、彼らの基地へ拉致されてしまう。処刑宣告を受けるものの、幹部の一人ドッチが「彼はスパイではない」と主張したため、からくも一命をとりとめる。過酷な生活の中で、ビゾは脱出計画を立てるが…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 歴史劇
本編時間 [字]97分
制作 2014年 フランス=カンボジア
原題 LE TEMPS DES AVEUX
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