鉄道員
第二次世界大戦後のイタリアで生きる人々の姿を、鉄道機関士とその幼い息子の視点を通じて描いた映画史に残るヒューマンドラマ。
放送日時
解 説
親子愛や家族愛、喜怒哀楽や固い絆で結ばれた友情を、初老の鉄道機関士の姿を通して描いたヒューマンドラマの名作。第二次世界大戦後のイタリアを舞台に、庶民の生活を映し出す。監督・主演はアカデミー賞やカンヌ国際映画祭でも受賞経歴のあるピエトロ・ジェルミ。『道』を手掛けたカルロ・ポンティが製作を務めた。カルロ・ルスティケリによるテーマ曲は、日本の音楽教科書にも採用されるほど愛されるスタンダード曲に。
あらすじ
30年もの間鉄道機関士として仕事一本で働いてきたアンドレアは、幼い末っ子サンドリーノから英雄のように尊敬される存在。一方で、長女のジュリアと長男のマルチェロからは、厳格さや律儀で一徹な態度から敬遠されていた。ある日、自身が運転する列車で若者が投身自殺をするという悲劇に見舞われる。事故を原因に左遷されてしまった彼は、酒に溺れて家族との仲も亀裂が入り、ひとり孤独で自堕落な生活を過ごすようになる…。
監 督
- PIETORO GERMIピエトロ・ジェルミ
出 演
- PIETRO GERMI ピエトロ・ジェルミ
- LUISA DELLA NOCE ルイザ・デラ・ノーチェ
- EDOARDO NEVOLA エドアルド・ネヴォラ
- SYLVA KOSCINA シルヴァ・コシーナ
- CARLO GIUFFRE カルロ・ジュフレ
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]117分 |
制作 | 1956年 イタリア |
原題 | IL FERROVIERE |