水を抱く女

ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞のファンタジーラブストーリー。水の精“ウンディーネ”をモチーフに哀しい宿命と愛の行方を綴る。

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解 説

『東ベルリンから来た女』のクリスティアン・ペッツォルト監督が、水の精“ウンディーネ”を題材にしたファンタジーラブストーリー。恋人たちが水槽のそばで出会うシーンをはじめ、湖やプールなど、水が重要なモチーフとなって劇中に幻想的な雰囲気を漂わせている。監督の前作『未来を乗り換えた男』にも出演したパウラ・ベーアとフランツ・ロゴフスキが共演。パウラは本作の演技でベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた。

あらすじ

ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネは、恋人ヨハネスと別れたばかり。傷心の彼女は潜水作業員のクリストフと出会う。互いに運命的なものを感じて恋に落ち深く愛し合うものの、彼女の心には常に不安がつきまとっていた。そんな中、クリストフは潜水作業中に事故に遭い、脳死状態となる。混乱したウンディーネはヨハネスの許を訪ねるが、彼は新しい恋人と共にいた。激情に駆られた彼女は、思わぬ行動をとってしまう…。

★ベルリン国際映画祭、最優秀女優賞(銀熊賞)受賞。

監 督

出 演

ジャンル ラブロマンス / ファンタジー
本編時間 [字]93分
制作 2020年 ドイツ=フランス
原題 UNDINE
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