『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督とマッツ・ミケルセンが再度組んで、アカデミー国際長編映画賞を受賞したコメディドラマ。ミドルエイジ・クライシスに悩む4人の男性が、酒の力によって危機を乗り越えようとする姿をシニカルかつユーモラスな視線で描く。飲酒の年齢制限がないデンマークの飲酒文化が垣間見えるのも興味深い。ミケルセンをはじめとする俳優陣の“酔っぱらい演技”と、祝祭感あふれる着地点が見事。

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高校の冴えない歴史教師として平凡な日々を送るマーティン。妻とは倦怠期で、子供たちとの仲もしっくりいっていない。そんなある日、同僚教師ニコライから“血中アルコール濃度を0．05％に保つと、常にリラックスした状態になり人生が豊かになる”という理論を耳にする。ものは試しと酒を飲んで授業に挑んでみると、久々に充実した内容となり生徒からの評判も上々。気をよくした彼らは、徐々に飲酒量を増やしてゆくのだが…。

★アカデミー賞国際長編映画賞。

• PG12吹替版

• THOMAS VINTERBERGトマス・ヴィンターベア

• MADS MIKKELSEN マッツ・ミケルセン ／井上和彦（吹替）
• THOMAS BO LARSEN トマス・ボー・ラーセン ／山中誠也（吹替）
• MAGNUS MILLANG マグナス・ミラン ／松川裕輝（吹替）
• LARS RANTHE ラース・ランゼ ／金馬貴之（吹替）
• MARIA BONNEVIE マリア・ボネヴィー ／葛原詩織（吹替）