スペシャル・セクション/捏造された法廷
ドイツ占領下のフランスを舞台に、政治的な策略のために殺人事件の犯人に仕立て上げられた人々の裁判を描く法廷ドラマ。
放送日時
解 説
第二次世界大戦中のドイツ占領下のフランスを舞台に、非道な方法で行われる裁判を描く法廷ドラマ。『Z』のコスタ=ガヴラス監督がエルヴェ・ヴィレレの原作小説を基に映画化。『悲しみの天使』のルイ・セニエ、『友よ静かに死ね』のロラン・ベルタン、『ジャッカルの日』のミシェル・ロンズデールなど、フランス出身の名優が出演。カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した他、ゴールデングローブ外国映画賞にもノミネートされた。
あらすじ
第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のパリの地下鉄駅でドイツ軍将校が殺害される事件が起きる。犯人はレジスタンスに参加するフランスの若者2人だったが、当局は彼らを取り逃がしてしまう。時のヴィシー政権はドイツの報復を回避するため「特別法廷」を設置する法令を制定。事件とは無関係の4人の共産主義者と2人のユダヤ人を犯人に仕立て上げ、できるだけ早く彼らに有罪判決を下すため裁判が開かれる…。
★カンヌ国際映画祭監督賞(コスタ=ガヴラス)受賞。
監 督
- COSTA-GAVRASコスタ=ガヴラス
出 演
- LOUIS SEIGNER ルイ・セニエ
- ROLAND BERTIN ロラン・ベルタン
- MICHEL LONSDALE ミシェル・ロンズデール
- IVO GARRANI イヴォ・ガラーニ
- FRANCOIS MAISTRE フランソワ・メーストル
ジャンル | ドラマ / サスペンス |
---|---|
本編時間 | [字]115分 |
制作 | 1975年 フランス=イタリア=西ドイツ |
原題 | SECTION SPECIALE |