緋文字(1973)

ヴィム・ヴェンダース監督がナサニエル・ホーソーンの古典を映画化した歴史ロマンス。偏見によって孤立した女性の苦悩を描く。

緋文字(1973) 場面写真

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解 説

ヴィム・ヴェンダース監督がナサニエル・ホーソンの古典文学を映画化。17世紀のアメリカを舞台に、新大陸にたどり着いた女性が厳しい戒律や偏見の目に晒されながら生きていく姿を描いた歴史ロマンス。40年以上のキャリアを持つヴェンダースが、フィルモグラフィの中で唯一手掛けた歴史劇として知られる作品。主演はオーストリア出身の肉体派女優として、1960年代に人気を博した『さらばベルリンの灯』のセンタ・バーガー。

あらすじ

17世紀。ヨーロッパからアメリカに渡ってきた奔放な若い女性へスター。ある日、彼女は不義密通を行ったとして、姦通罪の証である緋い"A"の文字を衣服に付けさせられる。夫以外の男との間に娘パールをもうけたヘスターは、いくら糾弾されたとしても娘の父親の名前を告白することはなかった。そんな中、かつて行方不明となり死んだと思われていたヘスターの夫であるロジャーが街へと戻って来るが…。

監 督

出 演

ジャンル ラブロマンス / 歴史劇
本編時間 [字]88分
制作 1972年 西ドイツ=スペイン
原題 DER SCHARLACHIROTE BUCHSTABE
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