わたしはロランス

グザヴィエ・ドラン長編監督3作目のラブストーリー。心と身体の不一致に苦しむ男性と、事実を打ち明けられた恋人との愛を綴る。

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解 説

カナダの俊才グザヴィエ・ドラン監督が、23歳の時に制作した長編第3作目。性同一性障害をテーマに、当事者に加えて周囲の者たちの困惑や苦しみが切々と描写される。ジャンプカットやスローモーションを巧みに使い、登場人物の心情が鮮やかに表現。主演は『ぼくを葬る』などフランソワ・オゾン作品の常連俳優メルヴィル・プポー。フレッド役のスザンヌ・クレマンが、カンヌ国際映画祭ある視点部門で最優秀女優賞を受賞した。

あらすじ

モントリオール在住の国語教師ロランスは、生徒からの信頼も厚く、恋人フレッドとの関係も良好だった。しかし30歳の誕生日に、自分はずっと女性になりたいと思っていたことを彼女に告白する。突然のカミングアウトに動揺し、混乱するフレッドだが、ロランスを理解しようとする。友人たちは受け入れてくれるものの、ロランスは職場で精神病とみなされて解雇され、母親からも拒絶される。次第にフレッドとの関係にも亀裂が入る…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
本編時間 [字]170分
制作 2012年 カナダ=フランス
原題 LAURENCE ANYWAYS
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