長編デビュー作『ＲＡＷ　少女のめざめ』で注目を集めたジュリア・デュクルノー監督が、第７４回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた異色作。ビビットな色彩が美しい映像と予測もつかない独創的なストーリーは、世界中で熱狂的なファンを生んだ。鮮やかなだけではなく、過激で刺激的なゴア描写も随所に散りばめた点も見どころのひとつ。主演は『ティエリー・トグルドーの憂鬱』のヴァンサン・ランドンと新星アガト・ルセル。

事故により頭にチタンプレートを埋め込んだアレクシアは、それ以来車に対して異常な執着を持つようになっていた。また、自分の中に渦巻く殺人衝動を制御できず、殺人を繰り返してしまう。追われる身となったアレクシアは、容姿を変えて１０年前に失踪した少年アドリアンに成りすまして、彼の父親ヴァンサンの元へと姿を現す。アレクシアを自分の息子だと信じて疑わないヴァンサンは、アレクシアとの共同生活をはじめるのだが…。

カンヌ国際映画祭 ２０２１年 パルム・ドール（ジュリア・デュクルノー）

• R15+字幕版

• JULIA DUCOURNAUジュリア・デュクルノー

• VINCENT LINDON ヴァンサン・ランドン
• AGATHE ROUSSELLE アガト・ルセル
• GARANCE MARILLIER ギャランス・マリリエ
• LAIS SALAMEH ライ・サラメ
• BERTRAND BONELLO ベルトラン・ボネロ