モナリザお京

渥美マリが不二子を彷彿させる女スリ名人に。スキャットと70年代初頭の都心の風景を背景に軽快に描かれるピカレスク・コメディ。

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解 説

ルパン1stシリーズ放送の4ヶ月前に公開されながら、そこはかとなくルパンの匂い漂うクライム・コメディ。ラストはカリオストロとほとんど同じ展開・セリフで終わり、本当に後にルパンに影響を与えたかも。そこは是非、本編で直接お確かめあれ。本作での渥美マリはゴージャスな生活をしているスリの名人の役で、まさにリアル不二子!キザな大怪盗役を演じるのは、彼女の代表作「軟体動物シリーズ」でも相手役を務めた川津祐介。

あらすじ

美人スリ名人モナリザお京は今日も都心で荒稼ぎし、変な男にナンパもされる。鬱陶しいので、クラブで見ず知らずの紳士と知り合いのふりをし親密さを見せつけナンパ男を退散させる。この紳士、なんと探偵。謎の怪盗シャドーにより欧州で盗まれた至宝「海の星」が東京に持ち込まれたので調査しているのだ。波長が合った2人はクラブの奥の院の秘密賭博場でポーカーを楽しむが、実はこのクラブは「海の星」盗難事件と重要な繋がりが。

監 督

出 演

ジャンル コメディ / ミステリー
本編時間 [字]80分
制作 1971年 日本
原題
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