僧院を舞台にした仏教国タイならではの心霊コメディ。冒頭のＣＧによる首なしの行列や、主人公たちを襲う禍々しい大蛇など、インパクトのある恐怖描写とコメディタッチのストーリーが絶妙に調和。主役３人による漫才トリオのような掛け合いも楽しく、怖くて笑える独特の雰囲気を生みだしている。タイ仏教独特の短期出家システムや寺院描写も興味深い。主演は本作が長編映画デビューとなるワチラウィット・パイサーングウォン。

仕事をクビになった挙げ句、バス事故に巻き込まれて大ケガを負った青年ノーン。自分の身にこんなに災難が降りかかるのは、今年が厄年の２５歳だからだろうか？と悩む彼は、父親から「出家をしたら親孝行になる」と説得され、人里離れた寺院へ向かう。彼はバス事故で久々に再会した陽気な友人バルーン、ファーストと共に寺院に到着するが、そこで怪奇現象に遭遇。なんとこの寺には、出家志願者を呪い殺す大蛇ナークの伝説があった。

• PHONTHARIS CHOTKIJSADARSOPONポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン

• VACHIRAVIT PAISARNKULWONG ワチラウィット・パイサーングンウォン
• BHURIPAT VEJVONGSATECHAVAT プーリパット・ウェーチャウォンサーデーチャーワット
• KHUNNAPAT PICHETWORAWUT クンナパット・ピチェットウォンラウット
• WITTHAWAT RATTANABOONBARAMEE ウィッタワット・ラッタナブンバーラミー
• ATIWAT SAENGTIEN アティワット・センティアン