『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが、2度のノーベル賞を史上初めて受賞した天才科学者マリ・キュリーを演じた伝記ドラマ。当時の科学界にまん延する性差別や夫との愛、そして、自身の科学者としての功罪に悩みながらも尽きせぬ彼女の探求心。単なる偉人伝としてだけでなく、弱さと強さを併せ持つひとりの人間としてのキュリー夫人の半生が、多角的な視点で描かれる。監督は『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ。

19世紀パリ。ソルボンヌ大学で学ぶマリ・スクウォドフスカは、女性差別を受けながらも研究に勤しんでいた。そんな折、科学者ピエール・キュリーと運命的に出会い結婚。彼女はキュリー夫人となる。夫婦は協力して研究を続け、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見。その功績が認められ共にノーベル賞を受賞する。だが、ピエールが不慮の事故死を遂げ…。

• MARJANE SATRAPIマルジャン・サトラピ

• ROSAMUND PIKE ロザムンド・パイク
• SAM RILEY サム・ライリー
• ANEURIN BARNARD アナイリン・バーナード
• ANYA TAYLOR-JOY アニャ・テイラー＝ジョイ
• YVETTE FEUER イヴェット・フュアー