ラ・ポワント・クールト

アニエス・ヴァルダ監督の長編劇映画デビュー作となった人間ドラマ。結婚生活に終止符を打とうとしている一組の夫婦の姿を描く。

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解 説

アニエス・ヴァルダ監督が1955年に手がけた長編劇映画デビュー作。ゴダールやトリュフォーにも影響を与え、ヌーヴェル・ヴァーグの先駆的存在となった作品として知られる。印象的なカメラワークや素人を起用した村民たちの姿など、後の映画作品に繋がる数々の手法を実践。主演は『ニュー・シネマ・パラダイス』のフィリップ・ノワレと『双頭の鷲』のシルヴィア・モンフォール。『夜と霧』のアラン・レネが編集を担当している。

あらすじ

バカンスのため、パリから生まれ故郷である小さな漁村に戻ってきた若い夫と彼を追ってやってきた妻。2人は結婚4年目を迎え、倦怠期を迎えていた。夫の浮気が発覚して夫婦関係に問題を抱えた2人は、村を歩きながら愛について語り合う。一方、村で生活する人々は汚染された海で魚を捕獲したり、衛生検査官の調査の目を掻い潜るために奮闘したりと日常を送っている。2つの視点から夫婦と村人、それぞれの営みが繰り広げられる。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]82分
制作 1955年 フランス
原題 LA POINTE-COURTE
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