ふたりの女、ひとつの宿命

イザベル・ユペール主演の人間ドラマ。ファシズムが台頭する1930年代に、代理出産を巡って変容する女性2人の運命を描く。

ふたりの女、ひとつの宿命 場面写真

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解 説

ハンガリーを代表する女性監督メーサーロシュ・マールタが、キャリア初期のイザベル・ユペールを主演に迎えた人間ドラマ。ユペール演じるユダヤ人女性に代理出産を持ち掛ける友人役に、『ナイン・マンス』『マリとユリ』などメーサーロシュ監督作の常連俳優モノリ・リリ。代理出産を巡って変容する2人の関係と、戦争がもたらす残酷な宿命を描く。後に『日記』四部作に代表される歴史映画を手掛ける監督にとって契機となった作品。

あらすじ

1936年。ユダヤ人のイレーンは、裕福な友人スィルヴィアからある相談を持ち掛けられる。スィルヴィアは不妊に悩んでおり、イレーンに自身の夫との間で子供を作って欲しいというのだ。最初は拒んでいたものの、イレーンはその依頼を受け入れる。そうして生まれた子供には莫大な財産が相続されると約束されたのだが、イレーンとスィルヴィアの関係は次第に悪化してしまうのだった。その頃、世界ではファシズムが台頭していた…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
本編時間 [字]107分
制作 1980年 ハンガリー=フランス
原題 OROKSEG
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