オフィサー・アンド・スパイ

ロマン・ポランスキー監督、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞のサスペンス。19世紀末の冤罪事件“ドレフュス事件”を描く。

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解 説

『戦場のピアニスト』の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、19世紀末のフランスで起きたユダヤ人差別に基づく冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化したサスペンス。『ゴーストライター』でも組んだロバート・ハリスの小説を原作に、ポランスキーがハリスと共同で脚本を執筆。『アーティスト』でアカデミー主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンの主演で、息詰まるドラマを作り上げた。ヴェネチア国際映画祭では銀獅子賞を受賞。

あらすじ

1894年のフランス。ユダヤ系の陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑の宣告を受ける。ところが、対敵情報活動を率いるピカール中佐は、ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見する。上官に対処を求めたものの、国家的なスキャンダルを恐れた上層部は隠蔽を目論み、逆にピカールが左遷されることに。すべてを失ってもなお、ドレフュスの再審を求めるピカールは、己の信念を貫こうとするが…。

★ヴェネチア国際映画祭審査員大賞(ロマン・ポランスキー監督に対し)受賞。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]134分
制作 2019年 フランス=イタリア
原題 AN OFFICER AND A SPY
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