水平線

ピエール瀧主演の人間ドラマ。俳優の小林且弥が長編監督デビューを飾り、震災で妻を亡くし一人娘と暮らす男の葛藤と再生を描く。

水平線 場面写真

放送日時

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解 説

俳優・プロデューサー・演出家などマルチに活躍する小林且弥の長編監督デビュー作。俳優として『凶悪』で共演したピエール瀧が、心に傷を抱えながら個人で散骨業を営む男性を人間味豊かに演じている。その一人娘を『青葉家のテーブル』などで注目を集める若手俳優・栗林藍希が好演。福島の港町を舞台に、大切な人の突然の不在に立ち止まってしまった父娘がある遺骨を巡って葛藤し、ゆっくりと向き合ってゆく姿を丁寧に描いている。

あらすじ

福島の港町。震災で妻を失い、一人娘の奈生と暮らす井口真吾は、高齢者や生活困窮者相手に散骨を請け負っている。ある日、散骨依頼に来た若い男から遺骨を預かるが、ジャーナリストの江田が現れ、その遺骨は世間を震撼させた殺人犯のものだと告げる。震災で多くの人が眠る海に殺人犯の骨を撒くのかと、真吾は非難の矢面に立たされる。やがて、遺骨が見つからず、母の死を受け止めきれずにいる奈生との間にも軋轢が生じてしまう。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 121分
制作 2023年 日本
原題
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