『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られる小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を映画化したコメディ。クリスチャン・ディオールのドレスに魅了された家政婦を『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィルがチャーミングに演じ、彼女がパリで様々な出会いを重ねながら夢に突き進む姿をハートウォーミングに描く。ディオールの協力で、当時のデザインを再現したファッションショーは見どころ。

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1957年、ロンドン。夫を戦争で亡くした家政婦のミセス・ハリスは、働き先の家でクリスチャン・ディオールのドレスと出会う。あまりの美しさに魅せられた彼女は、ディオールのドレスを手に入れるため、なんとかお金を工面してパリへと旅立つ。ようやく訪れたディオール本店ではまったく相手にされず、威圧的なマネージャーから追い出されそうに。しかし、ハリスの夢を諦めない姿勢は、出会った人々の心を動かしてゆく…。

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