見知らぬ乗客

アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス。偶然に出会った見知らぬ男がもちかけた交換殺人計画に引きずり込まれた青年の恐怖体験を描く。

見知らぬ乗客 場面写真

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解 説

『太陽がいっぱい』の原作者パトリシア・ハイスミスの犯罪小説を、ハードボイルドの大家レイモンド・チャンドラーが脚色、アルフレッド・ヒッチコック監督が映像化した名作サスペンス。執拗に主人公につきまとい、交換殺人の約束を果たすよう強要する“見知らぬ乗客”ことロバート・ウォーカーの偏執的演技が圧巻。とりわけテニスの試合会場で客席に混じって主人公を見つめる名場面には、ヒッチコック演出の妙味が凝縮されている。

あらすじ

ワシントンから乗り込んだ列車の中、テニス選手のガイは、見知らぬ男から「親父を殺してくれれば、君の妻を殺してやる。互いに面識がないから、疑いもかからない」と交換殺人を提案される。彼は妻ミリアムと離婚し、上院議員の娘アンと結婚したがっていたのだ。ガイはその男ブルーノの話を聞き流して別れた。ところがブルーノは勝手に計画を実行し、遊園地でミリアムを絞殺してしまう…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 [字]103分
制作 1951年 アメリカ
原題 STRANGERS ON A TRAIN
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