ル・バル(1984)[4Kレストア版]

1930年代から約半世紀に渡る時代の変遷を、パリのダンスホールに集う人々の人間模様のみで綴るセリフのない異色のドラマ。

ル・バル(1984)[4Kレストア版] 場面写真

放送日時

アイコン説明・視聴年齢制限

この番組をシェアする

解 説

パリ下町のダンスホールを舞台に、戦前から1980年代までのフランス現代史を見つめたドラマ。台詞は一切なく、映像と音楽とダンスのみで人々の喜怒哀楽が展開。時代ごとに移り変わるダンスの流行とファッション、「リリー・マルレーン」など各時代を代表する楽曲の選曲も聴きどころのひとつ。『特別な一日』のエットーレ・スコラ監督による実験精神あふれる異色作。第34回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(監督賞)に輝いた。

あらすじ

パリの下町のダンスホールに正装した男女がやってくる。戦前の1936年、労働者やお針子たちがダンスしながら恋のさや当てを繰り広げる。戦時中の1940年には、ユダヤ人のヴァイオリン弾きの女性とウェイターの切ない恋が展開。占領下の1942年には「リリー・マルレーン」が流行歌となり、その2年後にパリは解放。戦後は一躍アメリカ文化が流れ込み、スウィングジャズが大流行する。時代の変化と共にホールの情景も移り変わる…。

★ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。

※4Kマスターを元にしたHD原版で制作した高画質版。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ミュージカル
本編時間 [字]112分
制作 1984年 イタリア=フランス=アルジェリア
原題 LE BAL
その他の映画はこちら