異邦人 デジタル復元版
ルキノ・ヴィスコンティ監督がアルベール・カミュの小説をマルチェロ・マストロヤンニ主演で映画化、不条理を描いた文芸ドラマ。
放送日時
解 説
ノーベル賞作家アルベール・カミュのベストセラー小説「異邦人」を、イタリア映画界の至宝ルキノ・ヴィスコンティ監督が映画化。生きることに無関心な青年を『甘い生活』のマルチェロ・マストロヤンニが演じ、人間の心の不条理を描き出す。日本では1968年に英語版で公開。日本語吹替短縮版がTV放映された後はソフト化されず“幻の名作”となっていたが、イタリア語オリジナルのデジタル復元版が2021年に劇場公開された。
あらすじ
第2次大戦前のアルジェ。会社員のムルソーは、郊外の老人施設で暮らしていた母の訃報を受け取る。遺体安置所では母と対面もせず、通夜の席でもタバコを吸い、コーヒーを飲み、彼はまったく涙を見せずにいた。その翌日、偶然再会した同僚のマリーと海水浴に行き、映画を見て一夜を共にする。そんなある日、同じアパートに住む友人とトラブルに巻き込まれたムルソーは、たまたま預かったピストルでアラブ人を射殺してしまう。
監 督
- LUCHINO VISCONTIルキノ・ヴィスコンティ
出 演
- MARCELLO MASTROIANNI マルチェロ・マストロヤンニ
- ANNA KARINA アンナ・カリーナ
- BERNARD BLIER ベルナール・ブリエ
- GEORGES GERET ジョルジュ・ジェレ
- BRUNO CREMER ブリュノ・クレメール
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]106分 |
制作 | 1968年 イタリア=フランス=アルジェリア |
原題 | LO STRANIERO |