ナチスに仕掛けたチェスゲーム

『アイガー北壁』のフィリップ・シュテルツェル監督が、ナチスに抗うためチェスの名人となった男の生き様を描く心理サスペンス。

ナチスに仕掛けたチェスゲーム 場面写真

放送日時

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解 説

オーストリアの作家シュテファン・ツバイクが1942年に命がけで発表した小説「チェスの話」を、『アイガー北壁』のフィリップ・シュテルツェル監督が映画化した心理サスペンス。ナチスに監禁された主人公が、チェスによって生き延びる姿をスリリングに描きだす。『帰ってきたヒトラー』のオリヴァー・マスッチが、極限状況でも正気を保とうとする主人公を熱演。冒頭から巧妙に張られた伏線が鮮やかに回収されていく展開も見事だ

あらすじ

ロッテルダム港からアメリカへ向かう豪華客船で久しぶりに妻と再会したバルトーク。彼はかつてウィーンで公証人を務めていた。ヒトラー率いるドイツがオーストリアを併合した際、彼にはナチスからの要求を拒絶したためホテルに監禁された過去があった。折りしも船内ではチェス大会が開催され、その強さを見込まれたバルトークは、世界王者と対戦することになる。実は彼がチェスの名手になったのには知られざる経緯があった…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]114分
制作 2021年 ドイツ
原題 SCHACHNOVELLE
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