五月のミル

ルイ・マル監督が手掛けた人間ドラマ。五月革命さなかのフランスの田舎町で、母の葬儀に集まったブルジョワ一家の数日間を描く。

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解 説

『死刑台のエレベーター』や『さよなら子供たち』などで知られるヌーヴェル・ヴァーグの巨匠ルイ・マル監督による人間ドラマ。五月革命に揺れる1968年5月の南フランスを舞台に、母の葬儀のために田舎の家に集まったブルジョワ一家の人間模様を描き出す。一家の長男ミル役にフランスの名優ミシェル・ピコリ、その娘カミーユ役に『読書する女』のミュウ・ミュウら、俳優たちの風刺とユーモアを交えたアンサンブルも見どころ。

あらすじ

1968年5月の南フランス。ヴューザック家の女主人が亡くなり、子供たちや親族が集まって来る。だが、彼らの話題はパリで始まった五月革命と遺産配分の心配ばかり。長男のミルは「家を売ろう」と語る娘カミーユと弟ジョルジュに怒りを爆発させる。さらに母の遺言で小間使いのアデルが相続人に含まれていると知り、一同は驚愕。翌日、革命の影響で葬儀屋までがストをする中、ミルたちは葬儀を延期してピクニックに興じるが…。

監 督

出 演

ジャンル ヒューマン / ドラマ
本編時間 [字]108分
制作 1989年 フランス
原題 MILOU EN MAI
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