ケイト・ブランシェットがカリスマ指揮者役で圧巻の演技を披露し、ヴェネチア国際映画祭女優賞など多数の映画賞に輝いたサスペンス。ベルリン・フィル初の女性指揮者が、自らのプライドと音楽へのプレッシャーから精神的に追いつめられていく姿を、不穏な緊迫感を伴って描き出す。『ジョーカー』でアカデミー作曲賞に輝いたヒルドゥル・グーナドッティルのソリッドな音楽が、心情表現を際立たせている。監督はトッド・フィールド。

世界最高峰のオーケストラのひとつドイツのベルリン・フィルで女性初の首席指揮者に就任したリディア・ター。彼女は天才的な才能と不断の努力、類まれなプロデュース力で、自身の地位を確立することに成功。現代音楽界を牽引する圧倒的カリスマとして君臨する。ところが今は、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャー、新曲の作曲に苦しんでいた。そんな時、ある出来事をきっかけに彼女の完璧な世界が崩れ始める…。

★ヴェネチア国際映画祭女優賞受賞。

• TODD FIELDトッド・フィールド

• CATE BLANCHETT ケイト・ブランシェット ／塩田朋子（吹替）
• NOEMIE MERLANT ノエミ・メルラン ／清水理沙（吹替）
• NINA HOSS ニーナ・ホス ／浅野まゆみ（吹替）
• JULIAN GLOVER ジュリアン・グローヴァー ／糸博（吹替）
• MARK STRONG マーク・ストロング ／安井邦彦（吹替）