三十九夜
アルフレッド・ヒッチコック監督のイギリス時代のサスペンス。暗殺事件に巻き込まれた男が、逃亡しながら真相に近づいてゆく。
放送日時
解 説
イギリス時代のアルフレッド・ヒッチコック監督が、ジョン・バカンの小説「39階段」を映画化したサスペンス。ヒッチコックが得意とする“巻き込まれ型サスペンス”の手法を本作で確立させ、『北北西に進路をとれ』の原型になったとも言われている。逃亡中に知り合う人々の嘘が物語に起伏をもたらし、列車という移動空間も効果的に使用。ロバート・ドーナットとマデリーン・キャロルが手錠で繋がれるロマンチック要素も見どころ。
あらすじ
ロンドンで休暇を楽しんでいたカナダ人ハネイは謎めいた女性アナベラと出会い、国際スパイ組織の陰謀を知らされる。アナベラが何者かに殺され、容疑者となってしまったハネイは、彼女のダイイングメッセージを手がかりに逃亡。スコットランド行きの急行列車に乗り、警察の追跡をかわしながら自らアナベラ殺しの犯人を捕らえようとする。列車の到着した町で地元の名士ジョーダン教授の元へ向かうが、実はその人物が黒幕だった…。
監 督
- ALFRED HITCHCOCKアルフレッド・ヒッチコック
出 演
- ROBERT DONAT ロバート・ドーナット
- MADELEINE CARROLL マデリーン・キャロル
- LUCIE MANNHEIM ルチー・マンハイム
- GODFREY TEARLE ゴッドフリー・タール
- JOHN LAURIE ジョン・ローリー
ジャンル | サスペンス |
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本編時間 | [字]88分 |
制作 | 1935年 イギリス |
原題 | THE 39 STEPS |