死刑台のエレベーター(1958)

完全犯罪を目論んだ不倫カップルが思わぬトラブルに巻き込まれる姿を、当時弱冠25歳のルイ・マル監督が描いた傑作サスペンス。

死刑台のエレベーター(1958) 場面写真

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解 説

1950年代のフランスで起きた映画運動“ヌーヴェルヴァーグ”の旗手ルイ・マル監督が、弱冠25歳で撮り上げた傑作サスペンス。社長夫人とその愛人による自殺を装った計画殺人が、エレベーターが停止したことで狂ってゆく様を描く。トランペットの名手マイルス・デイヴィスの即興演奏によるジャズが都会的でドライなムードを高め、ヒロインを演じるジャンヌ・モローのアンニュイな魅力と共に大きな存在感を放っている。

あらすじ

土地開発会社の技師ジュリアンは、不倫関係にある社長夫人フロランスから夫シモンの殺害を持ちかけられる。シモンを殺害した後で、会社の社長室でシモンの自殺工作をしたジュリアンだったが、犯行現場に証拠となるロープを忘れたことに気づいて慌てて乗ったエレベーターの中に閉じ込められてしまう。一方、フロランスはジュリアンから連絡が来ないことに苛立ち始めていた…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 [字]93分
制作 1958年 フランス
原題 ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD
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