折れた矢(1950)

ジェームズ・スチュアート主演の西部劇。白人とネイティヴ・アメリカンとの対立に翻弄される白人青年の愛と苦悩を描く。

折れた矢(1950) 場面写真

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解 説

『決断の3時10分』のデルマー・デイヴィス監督のもと、ジェームズ・スチュアートが主演した西部劇。白人とネイティヴ・アメリカンとの恋愛という甘美な要素を描く一方、両人種間の対立というシビアな面にも焦点を当てた物語が展開。主人公の善良なキャラや叙情的なストーリーなど主演者及び監督の個性が存分に投影されており、“暴力では何も解決しない”という平和へのメッセージも読み取れる深遠な内容の西部劇になっている。

あらすじ

アパッチと白人が10年間も激しい戦争を繰り広げていた時代、北軍を退役して金鉱探しをしていたジェフォーズは、ある日、白人兵に受けた傷で瀕死状態のアパッチの少年を介抱し助けた。その後、アパッチに取り囲まれてしまったジェフォーズだが、少年の説得によって無事に解放される。町にたどりついた彼は、酒場の会話から戦争を引き起こした原因が、白人たちのアパッチに対する偏見にあることに気が付き…。

監 督

出 演

ジャンル 西部劇
本編時間 [字]94分
制作 1950年 アメリカ
原題 BROKEN ARROW(1950)
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