太平洋の地獄
リー・マーヴィン、三船敏郎が共演した登場人物が2名の異色戦争映画。無人島に辿り着いた日米将校の対立を描く。
放送日時
解 説
たった2人の登場人物だけで繰り広げられる異色の戦争映画。太平洋戦争末期の無人島を舞台に、そこへ漂着した日米の将校の確執と和解を、『テイラー・オブ・パナマ』のジョン・ブアマン監督がリアルに描き、争うことの無益さを説いた。『キャット・バルー』でアカデミー賞を受賞したリー・マーヴィンと『七人の侍』や『羅生門』でおなじみの国際派スター、三船敏郎との演技での激突が見もの。
あらすじ
太平洋戦争の末期。カロリン群島の小さな無人島に、日本の海軍大尉が漂着する。大尉は、飢えと孤独に耐えながら、何とかその島でサバイバル生活を続けていた。そんなある日、島に新たな人影が現れる。それは、救命ボートでこの島にたどりついたアメリカの海軍小佐だった。敵国同士である2人は、互いに憎悪を剥き出しにして激しい争いを始めるが、次第に過酷な環境の中で共生関係が生まれていく…。
監 督
- JOHN BOORMANジョン・ブアマン
出 演
ジャンル | 戦争 / ドラマ |
---|---|
本編時間 | [字]104分 |
制作 | 1968年 日本=アメリカ |
原題 | HELL IN THE PACIFIC |