第二次世界大戦中の実話をベースに、連合国軍の捕虜たちが決行した大規模な脱走計画の顛末を描く。“バイクでの柵越え”を筆頭に、現在も語り継がれる名シーンばかりで、『荒野の七人』のジョン・スタージェス監督によるダイナミックな演出やエルマー・バーンスタインのスコアも相まって、胸躍る大脱走劇に仕上がっている。スティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンをはじめ伝説的なスターたちが演じる登場人物も魅力的。

第二次世界大戦のさなか。ナチス・ドイツ軍が脱走不可能を誇る第３捕虜収容所に連合軍の兵士たちが続々と収容されてきた。中でも米軍士官ヒルツはこれまで幾度も脱走を繰り返してきた怖いもの知らず。彼はさっそく鉄条網を調べ始める。トラックからペンチを盗み出す早業を見せたのはヘンドレー。やがて、脱走のベテランである英空軍中隊長バートレットを中心にして、総勢２５０人の捕虜を脱走させる大掛かりな計画が練られる…。

• JOHN STURGESジョン・スタージェス

• STEVE McQUEEN スティーヴ・マックイーン
• JAMES GARNER ジェームズ・ガーナー
• RICHARD ATTENBOROUGH リチャード・アッテンボロー
• JAMES COBURN ジェームズ・コバーン
• CHARLES BRONSON チャールズ・ブロンソン